500ページの夢の束(Please Stand By)



あらすじ:自閉症自立支援ホームで暮らすウェンディは大好きな「スター・トレック」脚本コンテストに応募するため脚本を書き上げたが…

想像していた以上に主人公が「私」だった。観る前はまさかこんなに主人公に入れ込むような映画だと思わなかった。
他人には理解してもらえないけど大好きなことがあって、それを誰かにも伝えたいということ。私が小さい頃から絵ばっかり描いていたことも、今になってイラストレーションを選んだ理由にも繋がることだなあと。
混乱しながらも行動するウェンディの姿がかつての(今もか?)自分を見てるようで序盤から泣いてしまった。

あと私は申し訳ないほどのスター・トレック弱者なのですが、それでも楽しめました。わからなくても「これスタトレネタだな」ということはわかる安心設計だし、何より私が観た回のお客さん(中年男性多し)その部分で明らかにわかっている笑いの人が多くて和んだ。クリンゴン語でそんなに笑う!?みんなそれぞれ支えになる物語を持っているんだよね…

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