シン・ゴジラ

石原さとみ演じるカヨコ・アン・パタースン


あらすじ:言わずと知れたゴジラが、現代日本に現れます。

見どころ①東京とゴジラ
 東京に住んでいる人、土地勘ある人は独特のあるあるというか、「うわー俺の、私の、東京が!」という気持ちになります。知っている分辛いけど、エンターテインメント最高!って喜んでいいのか!?という葛藤すらお楽しみいただけます。
 私は生まれ育った区が2番目にゴジラが現れるところだったのと、親の職場だったこともあり小さい頃からよく行っていて、ふるさとのように思い入れのある鎌倉も後にイロイロあれしちゃうのでワー!となりました。ちなみに、予告の一瞬のシーンで「あれここ鎌倉かな?」って思ったところが鎌倉だったので、それは嬉しかった。(鎌倉は東京じゃないですけど)


見どころ②カントクくんの構図の決めぶり
 エヴァ世代じゃないし見た事なくて、庵野秀明さんといえば「監督不行届」でしか知らなかったので、カントクくんがこんな映画を、、
 やっぱり絵コンテ描ける人の映画は、構図がどこもバチバチに決まりすぎてて息をのむ。米政府がある手段を取る時の、矢口とカヨコのシーンはめちゃくちゃかっこいい。静止画でなく動きのある映像としての構図。


見どころ③カントクくんの監督の使い方
 学者の役に映画監督をキャスティングしているのは、「風立ちぬ」で堀越二郎の声を演じた庵野監督だからこそなのか?と考えると面白い。
 そうすると宮崎駿も出してほしいなー、と考えると、もう、彼には○○役をやっていただくしかないのでは…
(○○の部分には、劇中に登場しない人物が入ります。)
(311を彷彿とさせるなら、駿扮する○○がお言葉を述べたりするのを国民がテレビで見て、これは大変なことだ…と更に驚愕する、とかがあっても良かったと思います。)
 

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