シング・ストリート



曲づくりをするコナー君(左)とエイモン君(右)


あらすじ:
家庭の事情でシング・ストリート(Synge Street)・クリスチャン・ブラザーズ・スクールに転校したコナー君。厳しい校長や、めちゃくちゃ荒れてる生徒に脅えるも、校内でバンド「シング・ストリート(Sing Street)」を組むことを決意。何故なら気になる年上の女性、ラフィーナちゃんに振り向いてもらうため。

見どころ①音楽が良い
ものすごく当たり前だけど…。
 初めは「魁!クロマティ高校」並に荒れている学校でおどおどするコナー君が可愛いですが、その後からはもう、音楽が良い!これに尽きる。
「はじまりのうた」と同じ監督だということで観たんだけど間違いなかったな〜。
実際に80年代にヒットした曲と、この映画用につくられた80年代風の曲(しかも、その都度コナー君が傾倒するミュージシャンに影響されまくっている風につくられている!)が劇中に流れていて、全部良い!あと、曲調だけじゃなくてファッションも中学生の工夫を凝らして近づけているのが微笑ましい。

特に好きな曲は「Drive It Like You Stole It」
このジャージーボーイズみたいな格好して歌ってるのは、劇中では妄想としてのシーンなんだけど、素敵なシーンなだけに(実際には辛い現実のシーンなので)、そこがまた切ない。まさしく「Happy Sad」、、このときのラフィーナちゃんのディズニーのお姫様っぽい格好も可愛い。

見どころ②エイモン君が良い
 キャラクターは、コナー君のバンド仲間、エイモン君が好きです。作曲担当で、そこそこ器用に色んな楽器ができて、参謀的なずるい立ち位置。うさぎ好きなのもいい!お母さんもいい!
 ちょっと違うかもしれないけど、以前ウルフルズのトータス松本が、中学生時代の音楽に詳しい友達「オオサキ君」に出会ったことが音楽に触れたきっかけというエピソードで「オレはオオサキになりたかった」と言っていたのを思い出した。オオサキ君はエイモン君だったのか。実際に監督のジョン・カーニーの友達をモデルにしているそうです(名前も同じ)。





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