ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男(Darkest Hour)

チャーチルの裏ピース、トム・ハーディがよくやるやつね。

あらすじ:第二次世界大戦初期、英国首相に就任したウィンストン・チャーチル。初めはあんまり乗り気じゃない。

ゲイリー・オールドマンのチャーチルモノマネ映画でした。
映画としては好き嫌い分かれそう、私は正直そんなに好きではない。裏ピースの意味を知って笑うチャーチル、奥さんとの会話がいちいち可愛いチャーチル、初めて地下鉄に乗るチャーチルなど、テレタビーズ並みに可愛く見えてしまうシーンも良いんだけど、私の歴史知識が浅いからか、なんか素直に楽しめない。民衆の言葉も聞きますよ!的なシーンはちょっと白々しくも見えてしまう。それが狙いなのかもしれないけど。
でもゲイリー・オールドマンがどこにいるのかわからないほどの特殊メイクとか、暗い室内の中に一条の光が刺す演出とかは美しいので観て損はないです。

「ダンケルク」を観すぎたみなさんにおかれましては、予告の段階で「このセリフ(チャーチルのスピーチ)は…聴いたことある……!」とざわついたのではないでしょうか。私もです。
「ダンケルク」は、名前もよくわからん一兵卒が戦争の真っ只中に放り出される映画ですが、こちらは、一方その頃政治家たちはこういう行動をしてたんですよ〜ということがよくわかる映画です。あと「人生はシネマティック!」を観れば、一方その頃民衆はこういう戦争プロパガンダ映画つくってたんだ〜!ということがよくわかるので完璧じゃないでしょうか。三元中継で観たい。

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