しあわせの絵の具(MAUDIE)


あらすじ:幼い頃から持病のリウマチを患うも絵を描くことが好きなモード。叔母の家から逃げたい一心で住み込みの仕事を見つけるが、雇い主は字の読めない粗暴な男エベレットだった。

シェイプ・オブ・ウォーターのサリー・ホーキンスが主人公のモードを演じています。
シェイプ〜も勿論よかったですが、こっちの方が迫真の演技な気がする。
そしてのち夫となるエベレットを演じるイーサン・ホークもね、私、「6才のボクが、大人になるまで。」くらいしか印象ないですが、今までで一番よかった。特に年取ってからの風貌がうちのじいさんに似てる感じがして個人的にグッと来た。じいさん、ああいう帽子とシャツ着てたんだよね。自動車整備士でした。ちなみに顔はイーサン・ホークよりトミーリー・ジョーンズとブライアン・クランストンに似ていましたが。

とにかくこの二人が可愛い。モードの絵を見ていちいち「これは鳥に見えない」とか、言われた方も「あっちは完成してるけどこれは未完成だから。」とか言い返すのとかずっと見てたいでしょ…
この感情、「逃げるが恥だが役に立つ」を見ていた時と似てる!!と思ったので、以下に共通点をあげます。

・初めは恋愛感情なしでの二人暮らし 
・給料制 
・平匡並みにディスコミュニケーションなエベレット (平匡さんはこんなに粗暴じゃないですが)
・みくり並みに実は手綱を握るモード
・次第に一緒に家計のことを考える(共同経営責任者…)

モード・ルイスさん、「カナダで一番有名な画家」らしいですが、私は不勉強で存じませんでした。アール・ブリュットに分類していいのだろうか?可愛い絵だとは思いますが、それより劇中の二人の方が可愛いよ。

公開から2ヶ月経ってしまいましたが、まだ都内で観られるのでぜひ〜。

コメント