あらすじ:1950年代ロンドン、一流ドレスデザイナーのレイノルズは、偶然見つけたアルマをドレスのモデルとして見初める。
色々書いてしまうとネタバレになってしまう、とても感想が言いづらい映画。
人とこの映画の話題になると「うーんなんか綺麗なんだけど割とキモい映画でしたね。」とか言ってる。
面白かったけど、正直理解はできてません。「えっそっちに行く!?」というような面白さ。ドレスを仕立てるシーンもドレスもめちゃくちゃ綺麗だけどそれだけじゃない。
以前書いた「しあわせの絵の具」の可愛い夫婦とは真逆のカップルでした。「ゴーンガール」を少し思い出す。レイノルズはあんなボケ男ではないとけど。
無理やりなこじつけですが、「洋服をつくる」「親の亡霊に取り憑かれる」と言う点では朝ドラ「カーネーション」を思い出しました。性別逆だけど。(余談だが糸ちゃんの父役の小林薫、当時すごい好きだったので、このお父さんならファザコンにもなるよね〜〜〜と思って見てました。ひどいお父ちゃんだけど憎めないよねぇ…)
一生懸命になれる仕事や生きがいがあり、その根っこにマザコンorファザコンがある場合、パートナーは絶対に大変。すでに死んでいるなら尚更。結局、糸ちゃんには生涯のパートナーとなる人は現れない。だけどこの映画では、アルマちゃんが頑張る。めっちゃ頑張る。何故そこまでして?そんなにこの男いいか??不思議な話。
見終わった後、劇中に出てくるある食材がとっても食べたくなります。それも不思議な話。
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