あらすじ:1970年代に本当にあった、女子テニス世界チャンピオンビリー・ジーン・キングと元男子世界チャンピオンボビー・リッグスの、性差を超えた戦い!
ビリージーンを演じるエマストーンは勿論素晴らしいけど、スティーブカレル!
男性至上主義のブタの中にも悲哀を見た。あくまで道化。だがプロ意識は奥底にある。
本当の敵は彼じゃないというのも上手く見せていてスポ根映画としてもあがる展開だった。
フェミニズムは度を超えると嫌悪していた側と同じ態度をとる恐れがある(初期内田樹の著書とかに書いてある感じ)けど、この物語のフェミニズムの描き方はよかったと思う。
あくまで平等を勝ち取るための目的であって、男性を踏みにじる権利ではない。大切なのは互いに敬意を払うこと。
現実世界で医学部合格率性差問題も起きてるし、この時代から何にも変わってないじゃんと思わざるを得なくて嫌になりますが、このストーリー自体は絶対に元気出るから女も男もそうでない人もみんな観て欲しいですね。
あとビリー・ジーンの旦那、いい人でしたね。あんなできすぎた旦那いないでしょ。
ビリー・ジーンとマリリンの展開は急な感じに思たけど、車のシーンでエルトン・ジョンのRoketmanがかかったらなんかもう全部ロマンチックに見えてきたしなんか泣けた。
だがビリージーンにとって一番はテニスってことをわかってる時点で旦那の勝ち…
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